メイン

H12/8 追記事項

主宰者紹介





経済産業省関係

総務省関係

文部科学省関係

厚生労働省関係

その他の省庁

民間資格検定



通産省関係

郵政省関係

科学技術庁関係

文部省関係

労働省関係

自治省関係・他

民間資格検定

通信教育で資格取得

資格の分類

自動登録リンク




情報通信時代の資格取得を考える


西 川 敏 弘

県立神戸工業高校 情報技術科教諭

六甲情報通信技術研究会 事務局



はじめに


 現代は、コンピュータ技術の進歩や、携帯電話・インターネット等、通信技術の発達し、私たちの「仕事」や「生活」の大きな変化が見られるようになってきました。

 また、長引く不況や雇用情勢の厳しさから、これら「情報通信関連の資格・検定合格」をめざす方が、増加してきました。

 情報の資格・検定といいますと多くの人が、通産省の「情報処理技術者」などを思い浮かべることでしょう。勿論これは正しいことなのですが実際にあるのは、それだけではありません。

 実際、市販されているコンピュータ資格紹介書籍のほとんどが (1)通産省の情報処理技術者(2)文部省認定の各種検定試験(3)技術士や中小企業診断士の情報部門などコンサルタント資格(4)ソフト会社や各種団体の民間資格 など「商業分野的」なものがほとんどです。

 通産省情報処理技術者試験でも利用技術重視傾向があり、マイクロコンピュータ応用技術は選択分野にあるにかかわらず、軽視されています。なかには「この分野はむずかしいのでパスしましょう」という立場の資格書籍もあります

 確かに資格取得重視の立場なら特に努力が必要なハードウエアインターフェース技術をあえてはずすというのは理解できるのですがあまりにも工業系にっては不利な内容です。なぜなら本来必要な技術なのに難しいというだけで軽視されるのですから、本来工業系であったはずのコンピュータが、今や工業系で取る方が難しいという状態ですので「資格取得だけにこだわる結果が現在の状況になっている」というのはいろいろ考えさせられる話です。

 コンピュータ技術が発展した現在では、コンピュータの利用技術が重要視され、経営的にもコンピュータの活用は大切な分野であることは疑いの余地はないのです。しかし、商業的利用者という立場でなくエンジニアとしてのコンピュータ資格はどうでしょうか

 たとえば インターネットのプロバイダや携帯電話の会社など電気通信事業者やコンピュータメーカ等で保守をする場合、工場でコンピュータを制御機器として使用するメカトロニクスの仕事に就こうとする人にとって上記のような資格の学習では方向性も少し違います.

 今、情報通信時代といわれ、この分野の資格取得をしたいというニーズに応えた紹介ページということで「情報通信時代の資格検定ガイド」とネーミングしましたが、情報通信は、コンピュータの利用技術だけでなく、エレクトロニクスという工業系が優位に立てる分野であることは間違いありません。ぜひ工業系「情報通信」資格がメジャーになって欲しいと心より思っています

 今回、ここに公開するのは私が工業高校教員としての技術教育の視点で、またアマチュア以来、情報通信技術を趣味や仕事として実践してきた経験から、いくつかの資格・検定を紹介していきたいと思います.

 省庁もしくは地方自治体等が法令に基づき「免許」や「[業務独占の資格]を与えるための試験」「○○資格者であることを称することを許す」ための試験があります

能力が一定以上の水準に達していることを認定する試験には情報処理技術者のような国家試験から、文部省の認定する「デジタル検定」などの公的検定や、民間の企業・団体でも社会的に高い評価を受けるものも多くあり、民間資格に位置付けられるものといえどもその業界では必須の試験もあることは存じております

 このことについては資格の強度(法的)をご覧ください

 最近 お蔭様でアクセスが急増し、いろいろなご意見をお伺いしますが、「業務独占資格にこだわりすぎ」とか例えば「同じ文部省認定でもCG検定等を無視している」という誤解メールさえいただくようになりました。CG検定は良い検定と思うのですが受験できていません。将来的には取得したいのですが私はこの分野が弱いのと試験日が他の試験と重複しているので今まで受けていない=取得していないだけなのです。(私の中で優先順位が低いということは事実ですが元々エレクトロニクス系人間ですから)

 基本的に、悪いうわさのある試験は受けるつもりはありませんし、ましてやそれをホームページで紹介するつもりはないことは確かなのですが、CG検定はそのようなつもりで紹介していないわけではないのです。文部省の認定検定や、大検で高等学校の単位に相当し科目免除規定のある資格・検定(高卒資格に結びつく)のようなものは公的といえるでしょう。

 なお、大変遅れましたがCG検定の紹介を追加しました。

 その他誤解メールへの回答詳細はこのページの作者がめざすものをぜひご覧ください

 このようにまだまだ、増強すべき内容のページなのですが、特に 記載内容は、単なる制度紹介だけでなく 20年以上前から実際に自分自身で取得した100近くの資格のうちから情報・通信・エレクトロニクス関連を取り上げたもので、その受験者としての体験、教員になってから指導者としての経験から受験に必要なアドバイスをあわせて紹介していきたいと思います。

 また、私が(力量不足等により)取得していない資格については、六甲情報通信研究会の会員各位ならびに、インターネット・アマチュア無線などのメデイアで知り合った方々で有資格者の方々にご協力をいただいたり、資格ごとのリンクも充実させたいと考えております。もし、資格関係のホームページを運営されておられる方で相互リンクご希望の方はぜひメールいただきたいと存じます。

 さらに編集方針として、資格証書、合格通知等の写真資料を紹介し市販の資格ガイド本にない特徴を出したいと思います

 このように、このページは資格取得の啓発を目的とするものではありますが、本来私の基本姿勢は生涯学習・生涯教育のツールとして資格・検定に取り組むことをお勧めしているに過ぎません。マニアから見れば邪道かもわかりませんが「学問に王道なし」とも聞きます。自分の世界を豊かにするためいつまでも学び続けそして足跡を残していってほしいといつも働きながら学ぶ定時制高校の生徒にメッセージを送りつづけています「学校卒業時点で人生が決まるわけではない。その後の気持ちの持ち方です」と

 基本的にこのページのリンクや雑誌紹介等マスコミ取材は大歓迎です。お知らせいただくと作者の励みになり、ありがたく思います。


 どうぞ今後ともよろしくお願いします

 なお、このページからのリンクについては、多くの承諾をいただき感謝しております。(例えば日本データ通信協会様をはじめとする多くの試験機関からも承諾メールを受けております。)また、関係者・団体等よりの推薦、ご依頼があったものを記載しておりますが、調査不足により記載できていないもの、不都合がありましたらご連絡ください。なお個人ページには、基本的に事前に連絡をする方針です。その節はよろしくお願いします(当初こちらから電子メールアドレスがWEB上にあるものはメールでお願いをする方針です。)
また、団体についても基本的に個人と同じ考えです。ただし、省庁等公益のものや連絡できないものは除く。)
 



資格情報の充実のご要望に応えて

定番資格記事とデータベースの新設について


情報通信時代の資格検定ガイドは、おかげさまで、多くの雑誌・書籍でも資格情報総合サイトとして取り上げていただくようになりました。
前述のように、当初は情報通信系に限定したものを取り扱っておりましたが、 多くの方々から、情報通信を中心とした資格総合サイトへの脱皮を求められる声が高まりましたので 次のような、形で拡充をはかることといたしました

  • (1)従来通りの方針で 情報通信関係の資格は今後も拡充します。(このページと同じ、黄色の帯が入った背景を利用します)
  • (2)情報通信以外の分野では定番資格を中心に記事を作成します。この場合、私の視点により、厳選リンクを紹介・充実します。
    この場合、上記(1)と区別するため、背景を青色系のものに、あえていたします
  • (3)資格データーベースとして、最低限の試験実施団体宛リンク情報検索ができるようにします。
    この場合、説明などは一切なく、試験情報のみをCGIデータベースで提供します

    すでに、データベースは1200件(平成12年8月のスタート時)が入っており、労働省の公的試験実施機関である 中央職業能力開発協会さまをはじめ、財団法人発行、民間資格団体など、多くの試験実施団体の担当者さまから 情報を提供いただくようになりました。
    これは個人作成ページとしては破格の扱いであり、大変ありがたく思っている次第です

    このようなことから、一部ページ構成を改訂いたしましたが、省庁別分類や、試験挑戦者の立場は忘れず編集するつもりです どうぞこれからも、暖かいご支援をお願いする次第です

    記載事項については細心の注意をもって、作成しましたが、利用した結果について、仮に何らかの不利益が生じても当方では責任を負いかねます。


  • 平成13年1月更新

    作者ホームページ 資格のページ目次

    post

    西川敏弘 jf3mxu@hi-ho.ne.jp

    HAM  工業教育 amkfun danjiri hyogotsu