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資格情報と特集

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資格概要説明

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資格の分析

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初心者に勧める
資格への道

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資格談義
資格の裏側

ライセンスCAI

初心者に勧める資格への道



入門はアマチュア無線技士と特殊無線技士

入門に適する資格は初級アマチュア無線技士と特殊無線技士です。共に郵政省地方電気通信管理局長名での資格であり、上位は郵政大臣名ですからやさしい資格といえるでしょう(アマチュアは2級以上は郵政大臣免許です)
アマチュア4級を所持しておられる方でしたら 陸上特殊無線技士の2級以下・海上特殊無線技士の2級以下については無線工学は、ほぼ同等レベルと考えていいでしょう。問題集だけきちんとやれば何とかなります
ただしレーダに関することなど、独自の技術問題を学習する必要があるでしょう
アマチュアをお持ちでなければ4アマの学習は非常に良いと思います。理由は、一通りの基礎・基本がその範囲に入っていることや、市販書籍も豊富であることがあげられるからです。
もし、あなたがすでに2アマをお持ちなら、第4級海上無線通信士の受験をおすすめします。電気通信術も電話で「朝日のア」という通話コードを用いた電文の送受信ですからアマチュア無線をやっている方には全く問題ないレベルです。
本物そっくりの4アマ模擬試験

なお、年末になると2月期の特殊無線技士の申請時期になります。それに向けて願書などの資料を集められるといいと思います

無線資格の願書は購入制

資格・検定の願書も無料のものも多いのですが、この無線従事者資格については願書が有料制なのです
アマチュア無線関係については CQ出版扱いで大手書店やハムショップで取扱っています。また、書籍によっては願書が付属しているものがあります。 とくにアマチュア用については資格級別に願書が販売されていますので間違えないようにしてください
特殊無線技士については「特殊無線技士用願書」で統一されています。ただ各種無線通信士や無線技術士も受験する種別により願書が違いますので受験級にあわせたものを購入します。
購入は、試験機関の日本無線協会か財団法人 電波振興会で購入できます。
なお、願書と同時に合格時の「免許申請者」を購入しておきましょう。そうすればどうしても合格したくなりますから。願書を余分に買うのはあまりおすすめできませんね。
かくいう私も長期計画でしたが、電気通信管理局宛ての印紙を貼る願書を大量に買い込み、試験が無線協会になって大量に処分した失敗例があります。その用紙も今残しておればホームページに紹介できるのにと思うとさらに残念です

電気通信振興会と電波受験界

近畿地方の方でしたら、電気通信管理局の地下の売店にも願書が置いてありました。
ご存知の方も多いと思いますが、昔「電波管理局」の時代では庁舎内に電波振興会(電気通信振興会の前身)の事務所がありました。
(当時は 日本無線協会で試験をしておらず、電波振興会が唯一の、国家試験関連の財団法人だったようで、現在も願書を取扱っているのは昔の名残と思っています)
電波受験界もこの電波振興会の発行で、「電気通信受験界」に改名されるのかなと思っていましたが雑誌だけは「電波受験界」です。
内容は電気通信主任技術者や工事担任者の解答も掲載されていますのでぜひ一度お読みいただければと思います。
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平成11年11月更新

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西川敏弘 jf3mxu@hi-ho.ne.jp