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通信教育を利用した資格取得
ラジオエレクトロニクス技術


修了証書

受講通信教育機関:ラジオ教育研究所


私は、ラジオの技術からエレクトロニクスの世界に入りました。
私の小学生当時はAM放送が全盛で深夜放送やBCLなどを行い、初歩のラジオ誌(誠文堂新光社・現在休刊)やラジオの製作誌を読んでは電子工作を楽しんだ世代です。
しかし組み立ては自分でできるようになったものの肝心の技術的なことが理解できず、中学校1年の終わり頃から通信教育を受講しました。
いまさらラジオ受信機と疑うかもしれませんが、無線通信の技術分野は(1)電気物理・電子回路素子の働き(2)受信機(3)送信機(4)アンテナ・電波の伝わり方(5)電子・高周波計測 の技術が必要で、通常工学関係の学校で学問的に学ぶのは上記(1)、(5)の一部です。ラジオ受信機の学習は無線通信資格取得の前段階には適切と思います
旧来無線技術士の予備試験は無線工学の基礎知識として電気物理・電子回路の基礎に関する問題が出題されており、認定学校卒業者にはこの科目が免除になります

取得した資格とその後の取得ハイレベル化

終了当時の取得資格→ステップアップした資格


ラジオ音響4級→2級(→家電修理技術者等)
電話級アマチュア無線技士1級無線技術士(→電気通信主任技術者等)
(ただし、この通信教育が縁で工業高校電気科に進学、その後工学部電子工学科を卒業して基礎知識を得ました)
なお、現在文部省認定の通信教育でラジオ教育研究所という組織はリストにありません。もしかすると名称が変更されたのかも知れません
現在でも文部省認定通信教育でも同様の電子関係の通信教育はあるようですがラジオ技術と銘打ったものはなく時代の流れを感じます。


平成12年3月更新

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西川敏弘 jf3mxu@hi-ho.ne.jp