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公的技術者称号の試験 法令で定める試験であるが、業務独占ではないもの。その試験に合格し、合格者であるということを称することが認められるという「称号資格」です。すなわち技術・技能レベルの公的評価という意味あいが強く、ちょうどそろばんの試験を連想いただくと良いでしょう。そろばんは自動車と違い無資格でも使えます。どれだけ使いこなす力があるかを評価するのがこのタイプの試験です。通産省の情報処理技術者がこのタイプです。通産省の資格でもエネルギーや電気主任技術者などは危険が伴うものであり「業務独占タイプ」もあります。 有名なところでは 技術士(科学技術庁)は法令で定められた技術コンサルタントの資格ですが、技術コンサルタント自体は技術士でないとしてはいけないという訳でなく「技術士」という名称を無資格者が使用することが禁止されているのです。ちなみに私は技術士は持っていませんが、第1級陸上無線技術士(郵政大臣)を持っていますが技術士以外で技術士という名前がついているのはこれぐらいでしょう。もちろんこれは国家試験なので問題ないのですが、民間資格で例えば電子技術士(たぶん無いでしょうが)なるものをネーミングしても技術士(電気・電子)と紛らわしく違法になると思います。このように資格の所有者・合格者・登録者であることを称することを認めるという主旨の資格も存在するのです □関連記事資格の強度(法的) このページが提唱する「資格・検定の(法的)強度」とは何かをやさしく解説します メインページへ |