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タイトル

私を資格で騙そうとした事例


電話を取る。相手は中年男性の声 以下要点のみである

相手「貴方あて、特別講習会のご案内をお送りいたしましたがご検討いただけましたか(実際には送っていないと思われる)」

私「知らないよ、受け取っていないが、私が受けなければならない講習があるのですか?(とぼける)」

相手「これは非常に大切なお知らせでして、自治省管轄による行政書士資格の特別講習会の受講資格が貴方に与えられることになり その申し込み期限が明日までになっています。ご回答は、監督省庁に報告せねばならず今回だけしかご案内しません。試験委員の大学の先生の講習です」

私「言っていることがわかりません。合格者ですが、他の資格を無試験で取れるという講習会に受講できるという意味ですか。それ以外の話なら興味がありませんが」

相手「いえ、あの・・その行政書士国家試験なのですが。大学で行われる講習ですよ」

私「自治省の認定する講習ですか?。行政書士が自治省資格という話はわかりますが。講習をやる貴方の団体は任意団体ではないのか?。また場所が単に大学を借りてやるという意味ではないですか?本当に監督官庁の指示なら、合格者に電話するのはおかしいのではないか」

相手「いえ、国家試験です(話がかみ合わない)私も上司から聞いてこの資格は一般の人が取れない資格で、間違いない講習と思います。どうしてもご返事をいただかなければ監督省庁に怒られますし、貴方の職場での立場も悪くなるのではないか」

私「話が本当なら断るために理由がいるという省庁の態度は許せない。(そんなわけがない)根拠の法律・政令・省令・通達を聞きたいのでこちらから電話するので担当部署をおしえてください。私は兵庫県知事が行う行政書士試験に合格している」

相手「兵庫県知事がやる試験は行政書士の試験であるはずがない。これは国家試験だから、自治省の管轄で・・とわけのわからない説明を繰り返す。この人何もしらないのかとあきれつつも、 相手があきらめ電話を切る。どうやら、電話の人は自分が騙しているという自覚がない。人の良さそうな話し方なのでかえって気になる後味の悪い思いをする。この人もどこかをリストラされてやっとありついた職がこれなら可哀想にも思う。昨日も、自分のつきあっている男があやしげな資格のセールスをしているという女性のメールが来ておりそれがだぶって見える時間だった

注:これは要点のみであり実際は結構、冗長性なある面白い会話でしたが。 次ページへ進む





平成12年2月更新

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西川敏弘 jf3mxu@hi-ho.ne.jp