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司書教諭について
ハローワーク・免許・資格コード:361等特集:情報通信の教育系資格(分野解説記事) 司書教諭の資格を示す修了証書 学校でも「大学図書館」では,通常の「司書」の資格が必要となるが、これは 大学等では教員や学生の高度な研究を支えるという高度な知識が必要とされる「専門職」であるからでしょう。 実際に、資格取得するための単位数は、一般の司書のほうが、図書館関係については多くの単位を必要とする。 一方、司書教諭は、図書館関係の単位は少ないが、この資格は何らかの科目の「教員免許」を必要とする資格であるから、教育実習までの負担を考えると結構な内容になる。 すなわち、初等・中等教育(すなわち高校まで)の学校では、児童生徒を指導するという要素が高い訳だ。 小・中・高校の図書室には司書教諭が必要とされているが、従来は運用制度上特に置かなくても良いという措置があったようであるが、今後制度的にも条文通り司書教諭を配置しなければならなくなったようである。 そのようなことから、司書教諭の採用ということに期待をされる方もおられると思いますが、実際には、専任で司書教諭として採用というケースはほとんど無いのではないかと思います。 教諭として、何かの教科(たとえば数学・国語・工業とか)を教えながら、司書教諭の仕事を兼務する形となります。 高等学校では、選任の教員は担任などの仕事のほか、「進路指導部」や「生徒指導部」などの校務分掌という仕事を担当します。 つまり授業だけやっておれば良いという訳でなく、「図書」の担当になった先生が、 この司書教諭の仕事を担当することになる訳だ。 実際に授業を担当する先生が兼務する訳だから、学校によっては事務職員や実習助手の先生などが配置されている場合が多いと聞きます。 このように、この資格は、現職教員が仕事をするため、資格を取得する講習会が文部省の主催で行われており、これを必要単位数分修了・取得することが資格取得の要件になる。 また、実務経験によっては必要単位数が軽減されるのである。 その他取得する方法は、普通の教員免許と同様、大学での認定課程の単位を取得することである。 これには大学通信教育でもかまわない。私は大学通信教育を受講し単位を取得し、そこで単位取得証明を貰い、文部省認定講習を行う大学に「講習免除」の申請を行うのである。 そうして大学の課程修了証書ではなく、文部省名で発行される修了証書が手に入ることで晴れて有資格者となるのである。 なお、通常教員免許は、都道府県教育委員会に申請する訳だが 「司書」という教科の教員免許状がある訳でもないし「司書教諭教員免許状」というものが発行されるわけでもない。 私は、近畿大学の通信教育で、図書館関係の全単位を取得したが、このスクーリングで多くの第一線で活躍されている方々と知り合うことが出来た。多くは女性で、現職の事務職員や実習助手の方が多かった。 中には、免許を取得され、身分が実習教諭(司書教諭併任)になられた方ももおられた。 実習助手の先生の場合、工業などでは「工業実習」の免許があり、制度的に昇格することが可能な場合が多いが 「理科」などでは実習教員免許が無く、「司書教諭」に転向・昇格された例もあると聞いた。 私宛メールで、特殊な教員関係の免許があれば採用試験に有利ではないかという問い合わせが多いのですが、 実際の教育現場では、いろいろな事情があり、「司書教諭」や「教科情報」が必須になっても即教諭採用につながらないのではと答えています。 現に採用されている人の有効活用も当然考えるからです。 実習教諭にしても実習教諭でいきなり採用という話は聞きません。実習助手から経験をつみ昇格するというのが一般でしょうから。新教科「情報」には「情報実習」というものも同時に新設されるようですから 「実習助手」の採用試験も検討されるのも一つの方法でしょう なお、学校図書館は視聴覚教育を担当し、図書館にインターネットの設備をもつ学校も増えてきている。 情報教育の一端を担うという意味でも、教科科目だけでなく「司書教諭」の存在意義は大きくなるのではないかと思う 参考になるページ 教員免許取得の裏技 Nifty資格試験フォーラムの総合SYSOPのJF2AJA水野勝成氏から直接のリンク承認いただきました 無線従事者免許を基に、教育実習なしで7つの教員免許を取得!! ライセンス界?のビックネームのJF2AJA水野さん自身の記事です 文部省 まなびねっとのホームページ 各種資格に関する情報 |