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総務省関係
情報通信時代の資格検定ガイドCGIデータベース




 情報通信時代の資格検定ガイドの定番資格・検定関係紹介編

  ■ 資 格 検 定 名 称  

危険物取扱者

  ■ 試 験 実 施 団 体  

(財)消防試験研究センター

  ■ 試 験 制 度 情 報  
 

■資格検定の概要   :

この資格は消防署関係の資格であり、一般の概念の「危険物」とは少しイメージが異なります。
消防署関係の資格であることから、それ自身が燃えやすいものや、他のものを燃やす性質がある物質を対象として、その保存や、運搬などの取り扱いする人を規制する資格です
危険物は、その形態(液体・固体)や性質別(酸化性・可燃性・引火性など)に1類から6類までに分類されています。甲種はすべての類(1類〜6類)を取り扱うことができますが、乙種は、その特定の類に限定したもので、ガソリンなどの 引火性液体は第4類になりますので「乙種4類」が、そのニーズ・利用機会が高いようです。私も工業高校教諭という仕事柄、工業高校の生徒には人気が高い資格で、指導をすることもあります。
丙種は乙種4類のうち、利用頻度が高いガソリンや灯油などに限定した資格といえます。乙種と違い丙種では立会い(作業監督)ができる立場ではありません。昔、私が高校生時代には丙種しか実務経験のないものには 受験できませんでしたが、現在では乙種以下は実務経験などによる受験制限はなくなっています。
甲種は、実務経験か、基本的に大学等で化学系の単位を多数取得(15単位以上取得)しなければなりませんが、これも以前は指定学科を卒業する必要がありました。
この大学などで15単位というのは、難しそうに思えますが、科目名のリストを見ますと、私のような電気・電子系学科でも相当数の単位が認められることがわかりました。
一般教育の化学や、放送大学の単位を組合すというのが、よく言われるこの甲種受験資格取得の裏技です。
なお、乙種1類と乙種4類には上下関係というものはありませんが、私は生徒に4類のほか1類なども持っているというと「1類のほうが聞こえがいい」と良く言われますが・・ 加熱すると、分解して、大量に含まれる酸素を放出する「酸化性固体」が取り扱うことができるだけで、実際私はペーパーライセンスもいいとこです。しかし 知らない人は騙されそうな感じですよねえ

■時期などの情報   
          各都道府県により異なる。試験実施機関のサイトを参照
          東京都では、地方に比べ非常に多く実施される。(居住地の制限はない)
■備       考 :


  ■ 関 連 情 報 リ ン ク  

(財)消防試験研究センター


URL:http://www.shoubo-shiken.or.jp/


その他参考になるページ


http://www.chem-station.com/
「化学が好きな人、化学系の人のためのページ」。2001/1 オリジナルドメインに移行

「Cnet化学系総合情報」が2000/10/1より「Chem-Station」へサイト名変更
化学系リンク集、危険物取扱者、有機化学中心のコンテンツが充実した人気サイト





「国本健のホームページ」

「環境計量士・公害防止管理者のまとめ、化学の雑学などあります。
合格を目指した仲間達の掲示板もあります。環境計量士や公害防止
管理者の資格取得を目指す方は参考にして、合格を目指して下さい。」
危険物(甲種)の話題もあります



受験の研究

山中忠夫氏のページ

国家資格危険物取扱者ゲッチュー


   




平成13年1月更新

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西川敏弘 jf3mxu@hi-ho.ne.jp