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パソコン検定試験(P検)
株式会社 パソナソフトバンクパソコン検定委員会という組織は、会社内のものか独立した法人格を持ったものかは勉強不足でわからないが、○○委員会とか○○士会という民間資格の独特の名称よりパソナソフトバンクという立派な企業だからそれを全面に出せばいいのにと感じたのが私の率直な感想である。実にパソナソフトバンクはこのような点で損をしている!!ファンとしても心配である 略称はP検で、文部省認定のJ検やB検(専修学校教育振興会)をはじめAR検定(旧来のラジオ音響)など英文頭文字略称検定が流行している中、このようなネーミングになったのだと思うが「P検」そのものの名前も今や定着したようだ。もしかすると、現在ではこれら「文部省認定の先発組」よりP検がメジャーになった感がする。私宛のメールで「J検てP検みたいな名前ですね」と言われたのにはさすがに参りましたがそれも現実なのです。 この検定は人材派遣業の大手のパソナ社が実施するだけあってコンピュータの利用者としての新しい指標としても注目されつつあるようだ。株式会社が母体の組織が実施する試験だがこのように定評はあるようだ。名称などでイメージを悪くした人も非常に多くおられるようだが、求める中身は悪くない。むしろ利用の実際から実技必須も好感が持てる。 派遣業界で登録をするのには有利なのだろうと想像できる。ただしそのような目的であれば上級が必要であろうし、3・4級は同社の講習会や関係スクールのセミナーなどでの教育成果・技能審査という色彩が感じられる。勿論受験資格は誰でも良い訳で市販の書籍も整備されつつあるようだ。 私は 神戸のハーバーランドにある同社の常設会場で飛び込み受験をした。(これはご好意なのかも知れません。本来的には事前連絡は必要と思います。本部直営の神戸だからできたのだと思います.)無謀にも試験制度を何も知らずにである(問題集もあることさえ知らなかった) 試験はすべてパソコン上で行われる。初めての受験だったので最高は3級だったので3級を受験した。まずいことにキータッチが科目にある(開始後知るという間抜けぶり) 実は当日 肩を痛め整形外科に行った日という最悪の条件であった。しかし何とか合格、得点票をいただきこれを本部に送付し上記証書類のキットを購入しました。 この試験は級に西暦年号が入っており、私の場合3級98という表示があった。問題はOS、ワープロや表計算は機種が選べるのも非常に良いと思います。特定のソフト会社の製品についての操作を対象とする試験は、何かと薦めるのに難しい面がありますが選択できるのがいいと思います。ただOSやアプリケーションの操作方法の細かいところまで聞かれた気がする。私はショートカットキーを覚えるような使い方をしておらず所詮他人が作ったソフトと割り切ってマニュアル無しで使うことが多くこのような試験には弱いこともわかりました。 結局、純然たる知識問題・インターネットや通信・ハードウエアやコンピュータ知識等で点数を稼いだように思います。 合格認定キット2500円(注:当時の話 現在は2000円らしい。量産効果による企業努力か?と思ったがどうやら写真入りのカードは無くなったのかもしれない。そのため以下の文章は当時のものになります。改善していただいたとなると心からパソナ社に敬意を表します。)の「購入者」には合格証書と写真入りのカード(合格証明書なのだろうか?)が送られるとあり、銀行振込で送金、申込書を郵送しました。発行は勿論正確・迅速でした。 ■裏面の注意表示はクレジットカードを連想してしまう。アカデミック感覚とビジネス的感覚の違いだろうか? ただ写真入りカードの(これの必要性はともかく)裏面に「気になる表示・注意事項」があります「他人に貸与・譲渡の禁止」まあこれは社会常識的に他人に貸すものではありませんし(メリットは詐称防止?) 非常識な人に念のためにいいとして「このカードの所有権はパソコン検定委員会に属する。要求があれば直ちに委員会まで返却」?? このカードの存在については資格取得初心者にはうれしい配慮であろうと思います。ただ、裏面を良く見るとクレジットカードの裏面記載文章と同様な表示があり、非常に残念です。(何か権利を失ったような気がします。申し込み書にはそんな注意はなかったようですが。) ただ、パソナ社ともあろう企業が、変なことをするわけがないと思い、考えるには、これは公的な資格ではない弱さで、このような方法で自己防衛しなければならないのかなとも思います。 (良くメールで「西川さんはパソナソフトバンクに味方するなあ。まわしものですか?」と言われますが、確かに少し他の試験に比べて変なところもありますが総じて良い検定と本当に思っています。ただ改善してほしいと思うことがあるのも事実なのです) いずれにしても証書・証明書類は第三者に見せるため存在するわけで(発行者なら本気になれば調べればすむわけです。)そのため立派なものを作られている事から、社会通念上問題ないと思いますが。もし不都合がありましたらお知らせくださいね。 この検定は学校関係で取り上げられるメジャーな要素もありますし、しかるべき学校関係団体を通じて学校現場にも案内が来ました。確か大手出版会社などの後援もあり5級などでは学校でも受験しやすい筆記式も制度化されているようです。 情報化社会の現在、さらに発展され多くの人が受験されることを期待しています。 通常の試験と違いソフトの開発の費用もかかるでしょうからある程度はやむを得ないと思いますが受験料などが普及のネックになっていることも事実です。 ただしこのことは実技試験のある試験には共通して言えるわけでその意味ではまだ良心的という気もします。 私個人としては、学校で受験指導する見込みがつけば、さらに上級取得もしたいと思いますが、今後の情勢・他校の動向などを見て上級受験を考えたいと思っています。 追記:上記の神戸ハーバーランド・ハーバーサーカスにあったパソナの施設は99年秋で閉鎖され、三宮に移転統合されたようです。(現在では、ソフマップの売場になっています。貸インターネットもあったのに残念)また、現在ではオンライン試験ではないため、即日受験ということはできないようです(移転直前、お伺いしました)から飛び込み受験は無理のようです。非常に面白いシステムだったのですが変更となったようで残念です。 また、現在では 案内を見る限りどうやらこの写真入りのカードはキットから姿を消しているのではないかと思われますがよろしければ皆様の情報(実際に取得された方に限る)をお寄せください。実は、このページについては私宛メールで大きな反響(といっても数十通ですが)がありまして、共感がほとんどですが中には実施者に対し厳しい意見があったことは事実です。改善がされたということなら多くの方々がこの試験に良いイメージを持たれることと思います。改善に敬意を表すとともに今後のご発展を心よりお祈りいたします パソコン検定試験(P検)委員会の案内ページへ パソコン検定試験(P検)委員会事務局 関連の話題があるページ 数学にパソコンを 情報処理・P検の話題も 資格サバイバル パソコンや語学の資格検定にチャレンジ中の作者の体験・今後楽しみな資格サイトです 「資格の効力(現実編)」は、なかなか面白い発想です。ぜひご覧くださいね |