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 JCiAインターネット技術者認定試験



資料提供:i−フロント コンソーシアム:事務局(株)フォスターネット

i−フロント コンソーシアム(試験実施団体)試験担当者さまから
試験制度についてお知らせをいただきましたので、紹介します。


私共の試験に関しまして以下に少し説明させて頂きます。
i−フロント コンソーシアム主催「JCiAインターネット技術者認定 試験は、現時点で計2回の試験を実施しております。(1999年11月23日と2000年6月25日)
立ち上げたばかりの新しい試験制度ですが、他にはない試験制度で 各方面から注目されはじめております。特徴としては、

@試験問題の公募制(特許出願中)・・・ネット上で問題を募集します
A就業支援サイトとの連携で資格取得から就業までをトータルサポートサービス
などがあげられます。

私共団体並びに試験制度内容の詳細につきましては
http://www.ifrontc.com をご覧頂けたらと思います。



補足説明・情報通信時代の資格検定ガイド主宰 西川敏弘

事務局であるフォスターネットは ヤフー検索をするとハチ公コムが該当し(2000/8/24の時点で新規登録マークあり)、これを運営する企業のようです。

2001/4現在では「ハチ公」(就業支援サイト)は終了、現在は「ITデビュー」 (http://www.itdebut.com)という未経験者向けIT業界就業支援サイトを 運営のようです(2001/4追記)

専門学校インターネット協議会http://www.voc.or.jp/vic/ の幹事企業とあります。

JCIA試験制度には、プロバイダや有名企業なども協賛として参加されているようです。
インターネットの試験ですが、インターネット上で行うのではなく、試験会場で受験するシステムのようです。(試験である以上、インターネット上というのは不正の問題がありますからね・・その意味では問題公募というのは思い切った考えですね)
人材派遣業の企業が行う検定試験という意味では、パソナ社のP検と同じような位置づけの民間資格ではないかと思いますが、JCiAは、さらに就職支援などのシステムを全面に掲げているので、そのような目的の方には良いシステムかもしれません。


試験概要

   @ 実施時期 :毎年2回(春・秋)実施します。
     A 受験資格 :(以下三コースを自由に選択できます)
      a.ベーシック・レベル (インターネットの基礎技術・利用上のルール・倫理)
       →初級者コース
      b.システムエキスパート・レベル (コンテンツ作成技術・環境・運用技術)
       →中級者コース
      c.ソリューションエキスパート・レベル (インターネット技術の応用・開発)
       →上級者コース
   B 本試験に合格すると、上記の3レベルの各技術取得が認定されます。

試験実施機関へのインタビュー

今回、私が疑問に感じたことを、試験実施団体へ問い合わせいたしました。
その結果、次のようなメールで、迅速なご回答をいただきました。
皆さんの、ご参考になればと思います


<質問1> インターネット技術者電子認定書 とありますが具体的にどのようなものですか?
文部省認定試験などでは、就職用などで別途合格証明書など企業提出用書類もありますがまさか 紙や物の証書がないという訳ではないと思うのですが

合格者にはメールにて通知をし、その際一人ずつIDを渡すので、指定画面からそのIDを入力することにより認定証が表示される仕組みです。それを印刷することが できます。もちろん、就職用などで正式な証書が必要とあれば実費を頂くことになるのですが発行いたします。
<質問2>証書の発行団体の主旨はわかりましたがこれは、社会上どのような性格の団体の発行ですか(独立した法人でしょうか、任意団体ですか)
任意団体です。 (注)2001/4/6付けメールではNPOに申請中ということです
<質問3>専門学校教育との関連があるようにお見受けしましたが 学校関係での団体受験なども実施されているようでしたら ご教示ください
団体受験を実施しております。インターネット教育協議会という専門学校のインターネット接続を推進している団体を協賛団体としておりますので(加盟校約70校)、 受験者数の過半数が専門学校の団体受験です。

<質問4>問題公募とのことですが、最終的に問題のチェック・責任を含め検討をされていると思いますがどのような方(例:事務局 学校関係者からの委員等)が最終判断するシステムですか
公募された問題は、JCiA認定試験委員(大学教授、インターネット関連企業担当者、専門学校のインターネット専門の教師、 などの有識者)により選定されます。
そして、本試験の各種基準に沿った形に校正した上で出題されます。


どうもありがとうございました。イメージがなんとなくわかってきたように思います。
(情報通信時代の資格検定ガイド 主宰 西川敏弘 2000年9月記載)



その後、事務局から戴いた、変更点についてのメールを紹介します(2001/4/6)



情報通信時代の資格検定ガイドに掲載して頂いております。
掲載内容の変更をお願いしたくメール致しました。
現在補足説明で西川様よりコメントして頂いているの内容も 何箇所か変更点があります。
現在JCiA試験はインターネット技術者認定試験協会が主催、 後援団体としてインターネット教育協議会としています。
また、事務局はフォスターネットではなくJCiA認定試験事務局です。
株式会社フォスターネットとiーフロントコンソーシアムは関連団体となります。 また、インターネット技術者認定試験協会はNPOに現在申請中です。
「ハチ公」(就業支援サイト)は既に終了しており、現在は「ITデビュー」 (http://www.itdebut.com)という未経験者向けIT業界就業支援サイトを 運営しております。
あと、質問2のところですが法人か任意団体なのかという質問で 「任意団体」となっておりますが、先にも申し上げましたがNPOに 申請中ですので特定非営利活動法人インターネット技術者認定 試験協会となりましたので法人としていただければと思います。



(注)申請中、ということで誤解を避けるためそのまま掲載しました。
特定非営利活動法人というものが、このような資格発行の目的ため 設立されるというのはユニークなケースと思いますので今後 見守りたいと思います。
(情報通信時代の資格検定ガイド 主宰 西川敏弘 2001年4月記載)



http://www.ifrontc.comには、試験案内はもちろん、公開されたフリーテキスト(学習教材としての価値あり)もあります。
おまけ・・恒例の「証書の裏側」


これは面白い・・インターネット技術者倫理規定



   

平成13年4月更新

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西川敏弘 jf3mxu@hi-ho.ne.jp